解説
1
(1)
問題文より連絡の流れは以下である。
サービス利用者⇒SD⇒サービス利用者
・バッチ処理作業依頼の連絡流れ
サービス利用者⇒SD⇒オペレーションチーム⇒SD⇒サービス利用者
※回答の連絡は依頼の連絡の逆順になる。
以上より、解答を導く。
(2)
SDで作業依頼を受け付けるために必要な準備作業について、サービス要求管理プロセスで必要としている作業内容に着目。
問題文[E社のサービス要求管理プロセス]「SDでは、サービス要求が受入れ基準を満たしているかどうかを判断し、基準を満たしていれば要求を受け付ける。このとき、決められた診断手順に従い、要求の優先度を判断」
⇒要求内容の優先度が判定できる診断手順の作成
2
(1)
(a)(b)(c)
問題文[統合システムの監視]より統合経理システムは運用管理システムによって監視されオペレータに出力メッセージが通知されることがわかる。
表2③:経理部署担当者の確認用(注2)
※オペレータが監視すべき内容ではない。
└通知メッセージを出力しない。
(2)
・しきい値超過の警告が発生した場合
インフラがメモリの使用状況などを分析し、オンライン業務への影響を都度確認。
安易にしきい値を緩く設定するとインフラでの分析作業が行われないことになる。
そのため、しきい値を見直す場合はオンライン業務への影響を再評価する必要がある。
以上より、解答を導く。
3
(1)
問題文「可能要員数に対する必要要員数の比率は常に90%以下に抑える」、「4時から8時までの間、平均して0.5人の要員数が必要」に着目。
図1より下記の計算になる。
(必要要員数+0.5人)÷可能要員数×100≦90%
・4時から6時
(3+0.5)÷4×100=87.5〇
・6時から8時
(3.5+0.5)÷4×100=100.0×
(2)
問題文[オペレーション業務の見直し]を整理すると以下である。
バックアップ取得:0時から6時
バックアップ確認作業:6時から8時
※バックアップ確認作業は取得後の6時以降であればいつ実施しても良い。
└失敗時を考慮し8時間は必要(再処理6時間+再確認作業2時間)
└リミット24時から8時間を減算した16時までを対象(開始は8時から)
3(1)同様に計算。1人で行っている確認作業の時間帯を見直す為1を加算
・8時から10時
(2.5+1)÷3×100=116×
・10時から12時
(2.5+1)÷3×100=116×
・12時から14時
(2.5+1)÷4×100=87〇
・14時から16時
(3+1)÷3×100=100×
以上より、解答を導く。
〇捕捉
バックアップが取得できていない場合の再処理と再確認作業を考慮した場合も、90%以下を満たす。
・14時から20時(再処理6時間)
3÷4=75 〇14時から16時
2.5÷3=83〇16時から18時
2.5÷3=83〇18時から20時
・20時から24時(再確認作業2時間)
(2.5+1)÷4×100=87〇20時から22時
(2+1)÷4×100=75 〇22時から24時