解説
1
・研究部の要求事項
検索サービスを利用できない障害が発生した場合、2時間以内で検索サービスを利用可能な状態にしてほしい。
・M社契約事項の案(表1)
平日の18時以降に部品交換が必要と判明した場合は翌営業日に対応を行う。
⇒研究部の要求事項を満たさないため調整が必要である。
2
問題文よりサプライヤ各社以外で通知していない関係部署は研究部(利用者)である。
サプライヤ各社に通知している内容はインシデントの発生時刻、状況、回避策であるため同一内容を通知する必要がある。
通知すべき相手先:研究部(利用者)
通知すべき内容:インシデントの内容、サービスの停止時刻及び回復予定時刻
3
〇前提条件(表2④・注釈2)
・表2④
5秒以内=90%パーセンタイル値
・注釈2
90%パーセンタイル値
検索件数が100件存在した場合、応答時間が早いものから順に並べた時に90番目に該当する値
5000件*(1-01)=4500番目
累積件数が4500件に達するのは2.4秒
(500+750+1000+1000+750+550=4550)
90%パーセンタイル値が2.4秒であるため5秒以内を達成している。
4
(1)
問題文「インシデントモデル~定義した時間内にインシデントの解決を図る」に着目。
〇インシデントモデル
繰り返し発生するインシデントを、事前に定義した経路で、事前に定義した期間内に処理できる。
〇平成27年度秋期午前2問5
2015h27a_sm_am2_qs.pdf (ipa.go.jp)
(2)
問題文「情報システム部に電子メールで送信した後、電話でも連絡」に着目。
※教訓:最初の受付から20分経過しエスカレーションしている。
以上より即座にエスカレーションする旨を記載する。
(3)
サービスの品質の維持及び向上のため、サプライヤ各社が協調して活動を決定することに言及し回答を導く。