下記の順で記載する。
①個人解答
②TAC解答例
③アイテック解答例
④所感
問1
設問1
(1)
複数サーバを監視しているため各しきい値が異なるから
インシデント対応に掛かる時間を確保できないから
・しきい値越えの時点ですでに業務への影響が及ぶから
・業務影響有インシデントの抑制につながらないから
〇アイテックの回答が正しいように見受けられる。個人解答は誤り。
試験時には見直し後、書き直しを実施。
(2)
設定されたしきい値を超過しているかを確認
・同じ曜日・時間帯のCPU使用率の推移
・対象時間帯に生産支援業務をしていること
〇設問1(1)、(2)は試験中には全く分からなかった。
個人解答は誤り。
(3)
71%
曜日 |
月曜日 |
火曜日 |
水曜日 |
4週間前 |
51 |
67 |
74 |
3週間前 |
49 |
64 |
72 |
2週間前 |
47 |
66 |
69 |
1週間前 |
45 |
67 |
73 |
平均 |
48 |
66 |
72 |
設定する閾値(+5%) |
53 |
71 |
77 |
設問2
(1)
過去4週間分のデータに大幅な増減があるデータが含まれた場合、正確なしきい値を設定できないから
・年末年始の休業日はCPU使用率が低く、計算対象に含めるとしきい値が低く設定されてしまうから
・特別な事情でCPU使用率が高かった時間帯のデータを除外しないと特異値に判定結果が影響されるから
〇アイテック解答例に類似。問題文に即し「年末年始」に言及できているTACの解答例が正しいように見受けられる。
(2)
監視チームがイベント記録簿にイベント情報を記録する作業が不要となるから
・イベント情報が自動的にRソフトに記録され、イベント記録簿の代わりになるから
・人手で実施していたイベント記録簿に記録する情報と同等の出力が自動で得られるため
〇解答の方向性とは一致しているため部分点は貰えそう。
設問3
CPU使用率の傾向を学習し、曜日や時間帯に合わせた最適なしきい値を設定できるため
・通常はCPU使用率の低い時間帯における値の上昇も早期に検知することができるから
・CPU使用率が上昇し続けると、インシデントが発生するという特徴があるため
〇設問に「早期発見できると考えた理由」が問われているのに対してTAC解答例では繰り返し述べている点が気になる。
〇参考
TAC
2023h_sm_pm1_kaito_n.pdf (itec.co.jp)