IPAの合否発表後、掲示板等で自己採点より上がった。または下がった。の意見が多くあったので4回の受験を通じて感じたことを記載したいと思います。(令和元年秋期合格済)
なお、閉鎖されたブログの中で最もアクセスがあった記事のため再掲載致しました。
◯自己採点より上がった人
1.自己採点が厳しい。
2.高得点のため自己採点を厳しめに採点しても合格ラインは突破するため厳しめに採点。精神的に安定しているため問題ない。
3.問題文にある単語や文を使用している。
4.TACで採点し記号問題よりも記述の得点が取れている。(記号の配点が低い)
5.データベースの最後の設問のような応用力を問われ、且つ問題文の全容を理解しないと解けない問題に正解している。(配点が高い)
◯自己採点より下がった人
1.記述の採点が甘く、解答との方向性があっていれば正解としている。
2.記述問題がほぼ不正解だが記号や単語を答える設問の正答率が高い。
3.自己採点を専門学校の解答を先に見て実施している。
└記憶が曖昧で実施しているため誤りが生じる。採点をする前に解答を見ずに自分の回答を別紙に記載する方が良い。少なからず解答に左右されるため。
4.実際の得点が55-65点台の人。
└60点台に乗せたい思いが働く。
5.自己採点の悲観値よりも15点以上低い場合は選択問題の丸の付け忘れも考慮。
○受験者の記述式の自己採点特徴
1.解答と一語一句一致していること
2.解答と9割一致していること
└解答を単語に分解しすべての単語が含まれる。
3.解答と8割一致していること
└解答を単語に分解し解答の核となる重要な単語が含まれる文を使用している。
4.解答と異なるが同義であること
5.解答と異なるが方向性は一致していること
6.個人解答を記載していること(本文抜粋)
7.個人解答を記載していること(本文以外)
上記のタイプに分かれる。個人の感覚では1-4は正解となり少なくとも4の場合でも部分点は貰える。5は業務経験が豊富な受験者に多く見られると考える。あくまで試験であるため問題文から解答を導くことを第一に考える。大事なのは設問の問であり、何を聞かれているかをとにかく意識して記述する。時間的制約がある中、解くと勝手に聞かれていることを誤って認識し解答を導くことになる。