解説
1
(1)
問題文より「しきい値には、各サービスのSLA項目の目標値を設定」より検知ともにインシデント対応が必要となることが読み取れる。
ex)表1インターネット受付サービス 目標3秒以内
3秒を超過した場合:即時インシデント対応
予め目標値よりも低い値(2.5秒)で設定することで事前に対応を図ることが可能。
⇒インシデントを発生させないための対策を図ることができる。
(2) (3)
表2よりCPU使用率の上昇に影響を及ぼしているのは受注分析サービスであることが読み取れる。
問題文より現在、9時に起動し10時30分に終了している。(延伸によりサービス開始時は10時に終了)
以上より、当該バッチの開始時刻を11時からに変更することでCPU使用率の分散を図ることができる。
※所感
前提として試験であり問題文の状況から回答する必要があるため以下は回答中に意識しないこと。
・バッチ処理の設計段階で考慮すべき点ではないのか。
・実業務に携わっている場合
①サービス開始後に対象バッチの開始時刻を2時間も遅らせることが想像しづらい。
②他処理への影響及ぼすことが考えられ、回答が前提としてないため難しい。
③現在延伸しているバッチが今後も延伸し13時までのリミット超過する可能性もあり暫定対策としても浅い。
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図1注記に着目。
〇経緯
①負荷分散サーバ1の交換後に登録に誤り
②代理店サーバ1に処理集中
〇確認すべきこと
各サーバ(代理店サーバ1.2)に処理要求が振り分けられていること
⇒CPU使用率で判断
3
(1)
インターネット受付サービスは開始から1年経過
〇現状
SLAを満たしているが、サービス開始時と比較すると悪化
〇設問で問われていること
まず、実施すべき調査内容
〇監視データ(1年分)
サーバのCPU使用率、サーバの処理件数、オンライン応答時間
・監視データを活用しパフォーマンスを調査できる。
⇒サーバの処理件数とオンライン応答時間の推移
(2)
入手すべき情報:問題文「現在及び将来のサービスに対する需要とサービス利用者の見通し」
入手先:営業部門