ITサービスマネージャ試験(PM1_H27-1)
解説
1
〇現在
問題文「PCの棚卸、及びPCに導入されている業務用ソフトウェアの棚卸を実施し、結果を情報システム部に報告」
⇒人手による棚卸作業
〇資産管理システム導入後
問題文「エージェントプログラムは、PCから資産管理台帳に作成に必要な情報を収集」
⇒自動的
以上より、システム化によるIT資産管理の精度向上を狙えるだけでなく棚卸作業の工数が低減できることに着目し回答を導く。
2
①PC管理システム
└ソフトウェア管理台帳
②資産管理システム
└資産管理台帳
└エージェントプログラムで収集した情報
設問で問われているのは、①②の資産差異のパターンである。
パターン1:①にはあり、②にはない
起動されていないPC・利用者が無断で削除したソフトウェア
パターン2: ①にはないが、②はある
無許可でLAN接続されているPC・利用者が無断で使用しているソフトウェア
3
(1)
問題文「ソフトウェアが導入されたPCのPC管理番号をソフトウェア管理台帳に登録し、基本ライセンスの使用数を管理」より回答を導く。
(2)
問題文、マルウェア感染してしまった事例の記載より回答を導く。
(3)
問題文より、ソフトウェアの使用に際しライセンス数を取り決めている。また使用許諾契約を締結しているためライセンス数を超過しソフトウェアを使用している場合は契約違反となる。
4
(1)
社内LANに接続可能なPCをどのようにして判断するかという観点で設問に回答。
申請され承認されたPCのMACアドレスのみを接続許可する。
申請書の項目にMACアドレスを設けて承認された申請者を判断していると読み取れる。
(2)
問題文「資産管理システムは、資産管理サーバで稼働するサーバプログラムとPCで稼働するエージェントプログラムで構成」
⇒資産管理システムの稼働にはPCにエージェントプログラムの導入が必須
以上より回答を導く。