ITサービスマネージャ試験(PM1_H22-2)

解説

1

負荷分散装置を活用し複数サーバに処理を分散させることで高い可用性が維持できる。

表2より増強方式1はAPサーバ3を停止した上で増強を行うと判断できる。

一方、増強方式2はLBとAPサーバ4を設置しシステムを停止させずに増強ができる。

予約方式2,3はAPサーバ3だけで処理されている点に着目し解答を導く。

 

2

前提条件:Webサーバは2台構成となっておりWebサーバ2だけでサービスの継続可

問題文「LBの設定を変更することで、特定のWebサーバへの処理の割り当てを一時的に取りやめることができる。」に着目し回答を導く。

 

3

(1)

パッチ適用サーバ:太字

予約方式1:APサーバ1,2(※1台のサーバで障害が発生した場合は、ほかの1台で処理)

└サービス提供時間帯において片系でのパッチ適応可能

予約方式2,3:APサーバ3(※冗長構成ではない)

      └保守時間帯での実施

DBサーバ:保守時間帯での実施

以上より、解答を導く。

なお、解答では保守時間帯に実施するAPサーバ3とDBサーバへの言及はない。

 

(2)

臨時の保守時間帯:午前2時から午前3時(1時間)

⇒問題文「パッチの適用に50分掛かる」

1時間以内での作業完了見込みであるが、以下の記載より保守時間帯を超過してしまう。

問題文「データのフルバックアップ作業には1時間が必要~DBサーバの変更が必要な場合は、変更作業中に発生する障害に備えて、データのフルバックアップを取得してから変更作業を行うルール」

⇒1時間50分>1時間

以上より、解答を導く。

 

4

(1)

前提条件:バナー広告によって予約方式1による予約件数が大幅に増加

問題文「予約処理のほかに空室の検索処理や料金参照処理が多数要求されるのでDBサーバの処理負荷が高い。」より回答を導く。

 

(2)

問題文「予約方式1の利用者が快適に空室検索や予約が行えるよう」に着目。

応答時間

以上より、解答を導く。