システム監査技術者試験(PM1_R3-3)

1
設問より[追加の確認事項と検討事項](1)
「問題がない理由としてテスト項目数が十分」
⇒テスト項目数は十分であるがについては言及していない。
また[結合テスト完了基準と完了評価結果](1)にも併せて着目し、テスト項目の質についての言及がない。
上記以外に、本設問に関連する箇所としては表1項番2完了基準
基準範囲内にない場合は、その理由が明確であること」
以上より、回答を導く。
 
2
設問より[追加の確認事項と検討事項](2)
「課題についてシステムテストに向けて適切に対応が行われているかどうかを確認」
⇒生産管理システムの課題管理に関する監査手続を問われているため
 「〇〇を閲覧し〇〇を確かめる」の形式で具体的に回答。
また[PMへのヒアリング](3)
「マスタデータの作成ミス」「~課題として指摘し、P社に再発防止策を要請」
上記以外に、本設問に関連する箇所としては表1項番3完了基準
「対応内容、対応期限が明確であること」根拠資料「課題管理表
以上より、回答を導く。
 
3
設問より[追加の確認事項と検討事項](3)
財務会計システムは他業務システムともインタフェースがある」
ex)
財務会計システム⇔生産管理システム
財務会計システム⇔販売管理システム
財務会計システム⇔購買管理システム
また[結合テスト完了基準と完了評価結果](2)
「チーム内で類似不良についての品質向上策を実施済である」
⇒同様な事象が発生する可能性があるため他チームへの情報共有の必要あり。
以上より、財務会計システムは生産管理システムだけでなく他業務システムともインタフェースがあるということを踏まえ、 生産管理開発チーム内だけでなく開発チーム(販売管理・生産管理・購買管理)間での情報共有が必要である点に着目し回答を導く。
 
4
設問より[追加の確認事項と検討事項](4)
「インタフェース機能の残課題~改善提案を検討」
また[結合テスト完了基準と完了評価結果](3)
「生産管理システムと接続させての確認はシステムテストで実施予定」
システムテストは~余裕の少ないスケジュール」
⇒スケジュールに余裕がないため予めシステムテストの実施前に疎通確認を実施すべきである。
以上より、回答を導く。
 
5
設問より[追加の確認事項と検討事項](5)
[工程計画]
「C社は~システムテストにおいて、業務システム全てを連携させたテストとユーザ受入テストを行う計画」
上記以外に、本設問に関連する箇所としては[結合テスト完了基準と完了評価結果](3)「システムテストは~余裕の少ないスケジュール」
〇P社との委託契約
①要件定義:準委任契約(P社中心)
②設計:請負契約
③製造/単体テスト:請負契約
結合テスト:請負契約
システムテスト:準委任契約(C社中心)
システムテスト:ユーザ受入テストにはC社利用部門の参画が必須
⑥移行:準委任契約
以上より、回答を導く。