解説
1
表1発注情報処理より以下のフローである。
(各店舗)発注情報⇒(現本部サーバ)発注情報ファイル更新⇒(仕入先)商品発注
・発注情報送信テスト
(各店舗)発注情報⇒(新本部サーバ)
※発注情報テスト後、設定変更作業の切り戻しを行わないと通常フローが実施できない。
問題点
①各店舗からの発注情報が現本部サーバへ送信されない。
②現本部サーバの発注情報ファイルが更新されない。
③発注情報ファイルが更新されないため仕入先へ商品発注ができない。
以上より回答を導く。
2
問題文「決算月の3月には毎年、全店舗で決算セールを行っており、3月の来店客数と売上高は通常月の約2倍」に着目。
⇒3月にシステム移行を実施し不具合が生じた際の業務影響まで言及し回答する。
3
(1)問題文に回答がないパターン
設問では、(イ)「データ移行に漏れがないことを確認」する方法について問われている。
確認方法:データ突合(一般論)
確認観点:データ件数の一致(一般論)
対象データ:表4
表3より移行対象データは現本部サーバと新本部サーバに同一データが格納されていると読み取れる。
以上より、移行元(現本部サーバ)と移行先(新本部サーバ)のデータを突合する点に言及し回答を導く。
(2)
項番3:売上情報ファイル
“毎週月曜日に本部サーバに送信”
⇒移転切替日4月の第4水曜日であるため火曜日に新本部サーバへ複写すれば前日に作業が完了する。
以上より回答を導く。
(3)(a)(b)
問題文「Z市拠点には、~高性能なサーバを導入する。現本部サーバで120分掛かっている夜間バッチ処理が、~80分短縮される見込み。」に着目。
⇒短縮時間:120-80=40(分)
表3の0時00分から実施される夜間バッチ処理を移転切替作業完了後に実施すれば40分短縮できる。
以上より回答を導く。