システム監査技術者試験(PM2_H22-1)

〇論文設計テンプレート

太字:問題文抜粋箇所

1. 情報システムの概要とシステムの不具合が業務・社会に及ぼす影響

1.1 情報システムの概要

・営業部へ〇〇システムを提供

1.2 システムの不具合が業務・社会に及ぼす影響

〇購入者

・商品が届かない

・購入者の信用情報が誤って更新される可能性

 決済不可⇒督促⇒信用情報機関へデータ連携

・個人情報漏えい

〇加盟店

・機会損失⇒損害賠償請求

〇営業部

・加盟店の信用失墜⇒登録加盟店減少⇒売上減少

 

2. システムテストの内容

2.1 システムテストの基本的な考え方

※講評:システムテストの位置づけ

・詳細要件定義書⇒テスト計画書を作成

・機能要求テストと非機能要求テストを実施

2.2 機能要求のテスト

システムが要件通り機能するか十分に検証

・テストの網羅性を確認

・実データを使用したテストを実施

2.3 非機能要求テスト

品質や性能を確保

(ex:環境、運用、インターフェース、教育・訓練)

(1)性能要件のテスト

・応答受信リミット時間、負荷テスト

(2)セキュリティ要件

・詳細要件定義書⇒アクセス制限、不正アクセス対策、データ持出しの制限

 

3. テストの適切性を確かめるために監査手続

※採点講評:監査証拠についても言及

3.1 機能要求のテストに関する監査手続

〇整備状況

テスト仕様書の適切性に関する監査手続

詳細要件定義書テスト仕様書に網羅されていること

〇運用状況

・テスト実施内容の適切性に関する監査手続

テスト仕様書の結果⇒実施日・実施者・確認者

課題対応表⇒網羅されていることを確認

サンプリング⇒実際に正常であることを確認

3.2 非機能要求のテストに関する監査手続

〇整備状況

・テスト仕様書の適切性に関する監査手続

負荷テスト計画書⇒負荷テストの内容が妥当であるか確認

〇運用状況

・テスト実施内容の適切性に関する監査手続

負荷テストの結果⇒妥当であることを確認

ベネトレーションテストの結果⇒妥当であることを確認

└外部ベンダーへ依頼⇒結果報告書⇒指摘箇所が対応済であることを課題対応表より確認