〇論文設計テンプレート
太字:問題文抜粋箇所
1. 基幹系システムの概要とパッケージを利用した再構築のメリット及びプロジェクト体制
1.1 基幹系システムの概要
・中堅の〇〇会社(A社)
・大手の〇〇(B社)との共同事業化によるシステム統合
・ERPパッケージの導入
└ホストシステムの廃止⇒Web環境で稼働するERPパッケージ導入
└業務改善
・業務範囲:販売管理、会計管理
1.2 パッケージを利用した再構築のメリット及びプロジェク体制
〇メリット
短期間での再構築/コストの削減
設備投資・運用コスト削減
└ハードウェア・インフラがホストコンピュータ⇒Webシステム
└業務事務の経費削減(要員数)
└業務フローの簡素化⇒業務スピード化⇒在庫圧縮
〇体制
A社:情報システム部A課長
B社:情報システム部B課長(PL)
ベンダ:ERPパッケージ
私:現行システムのデータ移行管理、システム移行後の並行稼働~廃棄に至るまで
・基幹システム導入委員会の設置
└意思決定機関
2. パッケージ利用によるリスク
※問題文にリスクの例記載
2.1 コントロール低下の可能性
2.1.1 データの入力とワンタイム化
・直接会計データとして処理されることによるコントロール低下
販売管理システム/会計管理システム
2.1.2 データ入力のリアルタイム化
・担当者の入力ミスがそのまま処理される
2.2 業務との不整合
固有の業務処理、例外処理の対応不可
・パッケージ機能では対応できない部分がある可能性がある
└カスタマイズ費用の増加、スケジュールの超過、パッケージのバージョンアップ対応の影響
3. 必要な監査手続き
※確認すべき具体的なポイントを含め記載
3.1 プロジェクトの体制、追加開発
〇体制
プロジェクト体制図⇒基幹システム導入委員会の妥当性を確認
基幹システム導入委員会の議事録⇒意思決定の妥当性を確認
プロジェクトメンバへのインタビュー⇒ERPパッケージに業務フローを改善する意図が理解されているかどうかを確認
〇追加開発
追加開発要望一覧⇒優先度の妥当性と不要な追加開発の有無
3.2 パッケージの選定、契約
〇選定
フィット・アンド・ギャップ分析の結果⇒選定ベンダの妥当性を確認
パッケージ機能が業務処理要件などをどの程度満たしているか、ベンダ企業と協力して検証
〇契約
パッケージベンダとの契約書⇒サポート体制、追加開発の範囲の妥当性を確認
3.3 運用・保守設計、テスト
〇運用・保守
業務フローの見直し⇒コントロール低下における対策が取られていることを確認
導入計画書⇒問い合わせ窓口の設置
〇テスト
テスト結果報告書⇒リリースの妥当性を確認