1
[本システム再構築計画に関するシステム監査](2)利用部門のヒアリング結果
「現在では使用されていない機能・画面・帳票も存在する。」
⇒現在使用していない資産を流用するとコスト増のため不要。
以上より回答を導く。
2
監査の対象や実施時点を正確に認識し分析工程の計画及び実施内容について回答。
①設問「分析工程における~」に着目。
②表2分析工程(実施内容)
「プログラム変換ツールのトライアルとして、実際に幾つかのプログラムを変換し、変換の可否及び制度の確認をする」
⇒幾つかのプログラムに着目。
⇒対象のプログラムの範囲が適切かどうか
以上より、回答を導く。
3
[本システム再構築計画に関するシステム監査](1)情報システム部へのヒアリング結果
「設計書の内容と実際の機能仕様・プログラム仕様とが必ずしも一致していない状態」
「エラーの原因解析に手間取る」
以上2点に着目し現新比較テストで不一致発生時の観点で回答を導く。
4
ユーザ受入テストの際に、システムの操作性で問題が表面化することに対するリスク軽減策を回答。
問題が表面化した後の対応策に関する解答ではなくプロジェクト計画段階での監査として、予防的なリスク軽減策を回答する。
[本システム再構築計画に関するシステム監査](2)より利用部門はテスト工程から参画する旨が記載。
⇒利用部門も前工程(設計工程)から参画し早期に操作性を確認することでリスクが軽減される。
5
想定されるリスクとして、問題文中の現行システムの状況を踏まえた具体的な確認事項を回答。
"第2段階の再発構築計画が経営の承認を得ていること"など、一般的・抽象的な解答は誤り。
・第2段階の業務機能の見直しが円滑に進まない原因
①設計書内容が最新ではない
②現行システムに精通している部員がいない
・解決策
①設計書を最新に反映
②情報システム部員に機能要件及び業務要件に精通してもらう
⇒①の作業の実施
以上より、設計書を最新することや部員が機能要件及び業務要件に精通してもらうための計画が存在していることを確認する。