システム監査技術者試験(PM1_H31-2)

1

"優先順位が検討されているか"という監査要点に対応する監査手続の不足を理解して、その理由を回答。

表1項番1監査要点より優先順位が検討されていることが監査手続書に記載。

なお、監査要点に対する監査手続が"重要度"項目が設定されていること。

重要度が漏れなく設定されていても優先順位については検討されているとは言えないことに着目し解答を導く。

 

2

表1項番3監査要点より利用部門の代表者が要件定義書の作成に参画していることが監査手続書に記載。

なお、監査要点に対する監査手続が体制図に利用部門の代表者が記載されていることで確認。

体制図に記載されていても利用部門の要望が要件定義書に反映されない可能性がある点に着目し解答を導く。

 

3

監査要点から見た監査手続の不足の理由を回答。

委託先が正確な進捗報告を実施しない場合にA社における統制の観点で解答を導く。

 

4

[予備調査の結果](7)

検収完了後から本番リリース準備開始前までにA社内でユーザ受入テストを実施する」

ユーザ受入テスト

[本調査の実施](1)

「開発に着手した後の体制と役割が明確になっていることを確認した。」

体制と役割を確認

以上より解答を導く。

 

5

要件の追加・変更に関する"利用部門向け"の対策を回答。

"対策の内容"を解答する点にも併せて着目。

要件の追加・変更要求の増加に対する対策

〇委託先

[本調査の実施](2)より契約時に確認済

[予備調査の結果](8)より一定の条件下で依頼

〇利用部門

一定の条件下で要件の追加と変更を利用部門に対しても合意する必要がある。

以上より解答を導く。