システム監査技術者試験(PM1_H30-1)

1

設問より、[本調査の概要](1)確認

[本調査の概要](1)より[予備調査の概要](4)②確認

⇒投資効果についての責任部署を明確にすること

 

[ステージゲートの概要](3)

対象となるシステムの主管部署は、システムオーナとしてプロジェクトの提案をする。

⇒システムオーナ=投資対効果の責任部署

 

[予備調査の概要](2)

業務系システムの改修はシステム部がシステムオーナ

⇒システム部が投資効果を検証するのは不適切。

以上より、業務の主管部署がシステムオーナとして登録されているかどうかを回答。

 

2

(ⅰ)

問題文記載がないため一般論で回答。

(ⅱ)

問題文「監査部は、費用項目が不足している可能性があるのではないかと考え、費用項目の不足が発生しないようにするためのコントロールが存在するかどうかを確認するための監査手続を実施した。」

に着目し回答を導く。

監査対象:ゲートシステムの登録内容

確認対象:費用項目の網羅性・入力必須設定

※費用項目が漏れていないかどうかを確認するための監査手続ではない点に注意

 

3

問題文「投資委員会が審査を行い」,「システムオーナから判定理由を求められ」,「システムオーナから、"承認"の判定を受けたプロジェクトとの違いが分からない。」より回答を導く。

 

4

[本調査の概要](4)より、ゲート5での審査受けるプロジェクトが少なく投資対効果を確認する時期に至っていないことがわかる。

そのため、投資対効果を確認する監査時期が適切に設定されているかどうか確認する。

以上より、投資対効果と審査時期に言及し回答を導く。

 

5

実効性のある審査が行われるための監査要点としては、審査実施者がプロジェクトの利害関係者ではないことや、システム開発や対象業務に知見のある者が実施することが望ましい。という観点に関連付けて回答。