システム監査技術者試験(PM1_H28-3)

1

PMが他の業務を兼務している場合にプロジェクト管理業務を円滑に実施できているかどうかを判断するための監査手続きを回答。

問題文より、プロジェクトの管理支援業務はP社へ外部委託しているため、PMの役割を果たしているかどうかはP社インタビューをすることでわかる。

 

2

図1より、各社に委託している点に着目し、発生し得る課題を意識し回答。

複数会社間の調整という観点に着目。

問題文よりP社がプロジェクトの推進に苦慮していることがわかる。

P社の役割:進捗報告及び課題の整理⇒PMへ報告

(各委託先から進捗報告書収集)

進捗報告書より各社で調整すべき事項が発生することを想定される。(問題文記載なし)

以上より、回答を導く。

 

3

問題文、[システム監査の結果](2)より、ステアリングコミッティの開催が出席者の都合により実施できていない。

また、承認まで2週間を要する旨が記載されている点に着目し回答を導く。

 

4

進行中のプロジェクトにおけるフォローアップの内容を回答。

基本設計の段階で判明した課題に対して、PMがどのようにプロジェクト管理業務を改善しているかについて、システム監査人がフォローアップすることの重要性を認識して回答を導く。

[システム監査の報告](2)「管理業務の内容を改善していく必要がある。」に着目。

 

5

基本設計に遅れが生じている背景記述から、システム監査人が確認すべき基本設計の計画段階での考慮事項を回答。

要件定義工程の担当:G社

基本設計工程の担当:G社とは異なる委託先

問題点:引継ぎが上手くいかず基本設計遅延

原因:引継ぎに要する期間・要員が不足

以上より、回答を導く。