システム監査技術者試験(PM1_R3-1)

1

設問より表1項番(1)に着目。

[M氏の助言](1)

[監査チームが想定したリスク](1)

「導入目的や利用範囲について、経営会議などの審議を経て経営層が承認するプロセスが必要」

設問で問われている内容は監査手続のため、下記の形式で回答する。

【監査証拠】を閲覧し、【コントロール】ことを確かめる。

監査証拠:経営会議などの議事録

コントロール:経営層によって十分に審議され、承認されている

 

2

設問より表1項番(2)に着目。

[M氏の助言](2)

[監査チームが想定したリスク](2)

「PoCの計画策定では、実施の目的、結果の評価基準及び終了基準を定める必要」

「PoC工程実施後は、計画で定めた評価基準及び終了基準を満たしているかを明確に評価する必要」

[チャットボット開発の概要](2)

PoC計画書:概念実証の実施計画書

PoC評価書:PoCの実証結果

設問で問われている内容は監査手続のため、下記の形式で回答する。

【監査証拠】を閲覧し、【コントロール】ことを確かめる。

監査証拠:PoC計画書/PoC評価書

コントロール:結果の判断や終了の判断の記述があること

コントロール:目的、結果の評価基準、終了基準の記述があること

 

3

設問より問題点を回答する。

AIの学習と結果評価のプロセスでは、データを増やして学習させ、結果を評価し、想定した結果が得られた場合に本番移行するという点に着目。

[M氏の助言](3)

「本番移行工程には問題がある。」より

[チャットボット開発の概要](3)②

テスト工程:学習データ+教師データを3ヶ月分学習させ結果を評価した上で本番移行が承認。

[チャットボット開発の概要](3)③

本番移行工程:学習データ+教師データを6ヶ月分学習させる。

学習後に結果を評価しないで本番移行している点に着目。

 

4

AIが示す結果が常に正しいとは限らず、その結果の正しさや利用可否を人間が判断すべきであることを理解するために、AIの特性を踏まえた教育が必要である点に着目。

表1項番(4)に着目。

監査要点「AIの特性を踏まえたオペレータ教育の内容を検討」

[M氏の助言](4)

「教育内容や実施計画が不十分」

[監査チームが想定したリスク](4)

「結果の利用可否を人が判断する」

「結果の正しさや利用可否をオペレータ本人が判断」

以上よりAIの特性を踏まえた教育が必要である点に着目し回答を導く。