1
業務の変化に起因するVDIサーバ及びネットワークに掛かる負荷の変化に基づいて回答。
[監査における指摘事項](1)
「デザイン部の事業強化によってグラフィックス処理及びデータ伝送量も増加しVDIを構成するシステム資源に影響を与える。」
[VDI導入に関する検討]
「プロジェクトチームは、PCの台数に基づいて、VDIを構成するサーバ、ネットワークなどのシステム資源の検討を行った。」
以上より回答を導く。
2
現行では、ウィルス対策ソフトが定められた日時更新される⇒個々のPCで稼働しているためサーバ負荷によるパフォーマンス低下は低い。
一方で、VDI導入後はVDIサーバ上の仮想マシンで一元管理⇒影響が生じた場合全PCに影響を及ぼす。
3
[監査の実施](3)
現行の仕組み:障害発生時に自動送信されるアラートメールを受けてから対応。
以上より、事前に障害の兆候を検知する仕組みがないことに着目し回答を導く。
4
(1)
設問より”業務継続の実効性強化の観点”に着目し回答。
業務継続に必要なVDIサーバの仕様と数を見積もり、稼働に影響がないようにすることに言及し回答を導く。
[監査における指摘事項](4)より災害発生時における稼働可能な仮想マシンは840台(約120台*7台)
⇒1000人以上の社員を抱えるC社では社員全員の利用は不可
以上より回答を導く。
(2)
前提条件:(1)の改善提案を考慮した上での観点で回答。
設問より”TCO削減の観点”に着目し回答。
業務継続に必要な資源を限定することに着目し回答を導く。
障害発生時に全社員が利用できるように機器を配置することは不要なコストになりうる点に着目。(発生確率と対応コストの関係より)
⇒業務継続に必要なPCのみ限定しVDIサーバの仕様と数を再検討する。