システム監査技術者試験(PM1_H23-1)

1
問題文「3カ月前に用途が見直され、重要なアプリケーションプログラムが導入されたので、移転期間中に13台のバックアップ機をBCに新規設置することとなった。」に着目。
以上より、サーバ移転作業中に障害が発生した場合にバックアップ機が存在しないため、移転前にBCへバックアップ機を設置することに言及し回答を導く。

 

2
・監査証拠
問題文 表2項番1③より回答を導く。
・検証した内容
発見事項(2)及び表2(項番1①)より互換性確認テストの期間は1週間しかとれないことに着目。

 

3
情報システム部による調査結果の適切性を判断するための監査手続を回答。
情報システム部による調査結果の検証手続が定められていない状況下で、システム監査人が採るべき監査手続の目的に着目し回答を導く。
・情報システム部の調査結果がすべてのプログラムを調査しているかどうかを確認する必要がある。
⇒検証手段については問題文に記載ないため調査漏れのリスクが想定される。(理由)
・調査結果(調査済仕様書)がプログラムの全量(アプリケーションプログラム一覧)を対象としていることを確認する。
⇒解答では問題文に記載がないため一般的な言葉に置き換えて突合法による確認をしている。(監査手続)

 

4
問題文 表2項番5②より回答を導く。
切戻し計画とBCPの違いについて着目。
切戻し計画では事業継続のための解決策にはならない。
⇒全サーバの移転完了前にBCPを策定する。

 

■参考
https://wa3.i-3-i.info/diff331plan.html
https://wa3.i-3-i.info/word14808.html