ITサービスマネージャ試験(PM2_H23-3)

〇論文設計テンプレート

太字:問題文抜粋箇所

設問ア

1.私が携わったITサービスの概要

・〇〇サービスの運用

○○業を展開している大手

○○を活用した当該サービスを営業部へ提供

通販事業者(加盟店):〇〇のリスクを低減し〇〇が可能

購入者:多様な〇〇が可能

○○サービス:ITサービスマネージャ

負荷分散装置、WebAPサーバ1.2(2台)、DBサーバ1.2(2台)

外部連携機関:I社Sシステム

エラー監視専門ベンダー:N社

 

2.ITサービスの改善活動を対象とした事象

2.1マスタ更新作業に関連したインシデント

・○○マスタの更新作業にミスが発生

 └原因:更新対象項目の置き換えミス

 └影響:2000件(2加盟店)

2.2自動監視体制の強化

・N社に依存しない当社中心の監視体制の確立

 └ナレッジの喪失防止

 └運用コストの削減

 

設問イ

1.実施した対応と得られた成果

1.1事前予防策や再発防止策を講じ、その成果を整理

1.1.1軽微なミスが発生したケース

・マスタ更新作業

 └SQL生成に誤り:同一のレビュー指摘が続いた。

事前予防策・再発防止策:セルフチェックシートの作成

1.1.2重大な障害が発生したケース

・マスタ更新作業

 └SQL生成に誤り:レビュー指摘漏れによる障害(2.1)

事前予防策・再発防止策:作業手順書にチェック観点追加/システムチェック対応実施

ex)マスタ変換の一覧を整備・リリース後確認手順追加/異常検知JOB追加

1.2顧客から高い評価を受けた取組などを分析しその成果を整理

・自動監視体制の強化

自動電話・自動メールによるJOB異常終了時の検知システムを構築

⇒障害影響の拡大防止/ナレッジの喪失防止/運用コストの削減

評価の理由:現行の監視システムよりも営業部への報告がタイムリーに行われる。

 

設問ウ

1.成果の組織全体への展開について工夫した点

1.1成果発表の場を設定

・半期毎に運用部全体の成果発表会議の場を開催

軽微なミスが発生したケース

ヒヤリハットの共有/共通フォーマットの更新等

重大な障害が発生したケース

└事例紹介と教訓について共有

1.2組織全体への展開状況の確認

定量的な指標を用いて展開状況の確認を実施

 └従来の共通フォーマットを使用しているケースがないかどうか確認

・監視システム構築に伴う全社的な運用を実施

 └下記工程の進捗率で展開状況評価

①エラー監視専門ベンダーN社の監視対象システムを洗い出す

②監視対象システムから自動監視可能なシステムを抽出

③各システム運用担当者への緊急連絡先、メールアドレス、設定順序の依頼

④自動監視システムの設定追加

⑤自動監視システム開発機検証

⑥自動監視システム本番機導入