システム監査技術者試験(PM2_H23-3)

〇論文設計テンプレート

太字:問題文抜粋箇所

1. 情報システムの概要とシステム開発プロジェクトの特徴

1.1 情報システムの概要

A社は営業部へ〇〇システムを提供

└事業移管対応⇒業務を一本化し運用業務の改善を促進

1.2 システム開発プロジェクトの特徴

・オフショア開発(システム開発の一部を外部委託)

 └オフショア開発の経験が浅い

モデリングツールの採用

 └開発メンバがツールを使用した経験がない

 

2. プロジェクト管理において想定すべきリスク

※プロジェクトの特徴を踏まえて記載

2.1 進捗、コスト面におけるリスク

(オフショア開発)

言語による違い、政治的リスク⇒スケジュール遅延、開発コストの超過

(モデリングツール)

開発メンバがツールの使用経験がない⇒要求定義の作業工数増加⇒スケジュール遅延

教育計画⇒スケジュール遅延、開発コストの超過

2.2 品質面におけるリスク

(オフショア開発)

分化の違い・管理不足⇒品質や性能が十分に確保されない。

(モデリングツール)

成果物の品質が悪い⇒下流工程に影響を及ぼす⇒品質や性能が十分に確保されない。

成果物のレビュー実施者⇒ツールの知見がない⇒品質や性能が十分に確保されない。

 

3. プロジェクト管理の適切性について監査する場合の監査手続

3.1 進捗、コスト面の監査手続

〇整備状況の評価

(オフショア開発)

ブリッジSE選定評価表の評価項目の妥当性を確認

(モデリングツール)

プロジェクト・メンバーの教育計画の妥当性を確認

作業計画の妥当性を確認

プロジェクトマネジメント計画書の妥当性を確認

〇運用状況の評価

(オフショア開発)

ブリッジSE選定の再評価と評価表の見直しを実施

過去の実績から適切な人材が選定されているか確認

(モデリングツール)

教育計画⇒研修報告書を査閲し確認

作業実績と作業計画を突合し確認

3.2 品質面の監査手続き

〇整備状況の評価

(オフショア開発)

オフショア開発基準に進捗報告の粒度及びレビュー体制の妥当性を確認

(モデリングツール)

ユーザ教育計画を閲覧

〇運用状況の評価

(オフショア開発)

週次会議の議事録⇒週次及び出席者の確認

プロジェクトの成果物が品質基準を満たしているかどうかを確認

(モデリングツール)

教育計画⇒研修報告書を見て確認

レビュー議事録⇒十分な指摘数